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窓を伝う雨と記憶の中の竹やぶ


5月28日(火)

ジョギング無し。

東京は、朝から雨模様だったが、午前中は思ったより降らなかった。

・・・が、午後になって次第に雨脚が強くなり、夕方には窓を叩くような雨になった。


実は、窓を伝う雨が好きだ(笑)

もちろん災害級になると困るが、一般的な雨、風、霧など、気象現象全般が好きなのだ。

もしかしたら、晴れの日よりも好きかもしれない。


雨が降ると、しっとりして落ち着いた気持ちになる。

霧で風景が隠れて、いつもの場所が違って見えるのがワクワクする。

まあ、車の運転時は危ないし、味わうのは歩いているときに限るが。



なぜこんな感覚になるのか思い起こしてみると・・・

子供のころ、渋谷から電車で30分程度のところに住んでいたのだが、そのころはまだ近所に山や小川、竹やぶ、防空壕などがあった(!)。

ちょっと歩くと深い森が残っていた。


小雨が降る中、竹やぶに行くと、竹の甘いにおいと竹につく水のしずくなどが涼しげで美しく、何とも言えない心地よさを感じたのだ。

 

 

毎日のように外で遊んでいたので、そうした自然や天候の変化を、存分に味わっていたのだった。

そんな子供の頃の感覚が、今でも深層に残っているのかもしれない。


ちょうど泥遊びをしなくなった頃、近所の自然はすべて破壊され、埋め立てられて国道と住宅地になった。


その頃の景色は、もう記憶の中にしか残っていない。


・・・というわけで、夕方になって雨が窓を叩くようになると、その風景と音に浸ってふと作業の手を止めてしまうのだった(笑)

よく「雨が好きだ」と人に言うと「何で?」と不思議そうに返されるので、もしかしたら一風変わった感覚なのかもしれない。

 

ではまた明日!