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雨は降らなかった朝と申告会場

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1月28日(火)

ジョギングしようかどうしようか迷っていたが、前夜の時点で軽い雨の予報だったのでやめた。

今日は午後から外出なので、作業を進めたくもあった。

結果的には、雨は降らなかったようだが、まあ仕方ない。


早朝から、経理作業とロボットボイスによる新チャンネルのナレーション作成、次作の書籍読書等に集中。

日中は通常業務。


そして、午後税務署に確定申告に行った。

基本的には、法人の決算書で処理してもらっているのだが、医療費と住宅ローン控除は自分でやっている。

これは2月~3月にかけての殺気立った申告時期でなくても、年明けからできるようだ。

本日は1月28日なので、まだ申告期間の全然手前だ。

数日前に予約をとってから行った。

(ちなみに、全く自力でe-Taxで作成するのは、僕の場合ステップが複雑なので無理だ)

 

相談をしながら申告の書類を作っていくのだが、実は2年ほど前に嫌な目にあって、それがトラウマになっていた。

2年ほど前のその日、申告手続きの途中で、中年の男性税理士が、「資料が不足しているので、これ以上はできない」と言った。

 

え?

もう何年もやっている同じ処理なのに、何でできないの?


だが、いくらその理由を聞いても、「○○○が足りないから」としか言わない。

これまでと同じこをとしているのに

「とにかく、これでは完了しない」

と言うだけ。


いやいや、「完了しない」ではないよ。

 

事前に予約して、半日割いて、係員の指導の通りに進めたのに、途中で「できない」と言われても困る。

どうしてもできないと言うんだったら、僕が今日稼げるはずの報酬と、別日に来るときの費用、あんたが出すの?

 


ついに僕はキレてしまい(^^;)、「なぜできないのか」と声を荒げて問うたのだった。

そうしながら、「もしかしてこれがカスハラなのか?」と自分のふるまいを振り返って思った・・・

いや、そうだとしたら、やっていられない。


もう8年近く同じことをしていて、今日も何ら変わらない条件なのだ。

こっちはこのまま帰るわけにはいかない。


そうこうしているうちに、結局その男性の助手と思われる若い女性が助け舟を出して、なんとすんなり解決した。

明らかに、男性税理士より経験値が少ないと思われる人なのに。


「なにこれ?できるんじゃないか!


背後から、男性税理士の頭をはたいてやりたくなったが、しなかった(笑)

そして、途中で躓いた原因はというと、なんと最初のステップで他の相談員が間違った指導をしたからだった。

 

そんなことがあって以来、

「今年はすんなりできるだろうか?」

「ちゃんと担当してくれる人がいるだろうか?」

と不安を抱いて申告に行くのだった。



そして今年はというと・・・



去年と同じく、若い税理士の人が担当だった。

そして、大変丁寧な対応でどんどん進めてくれた。

 

申告は無事終わった。


結局、申告会場では「中高年の税理士より若い税理士の方がちゃんと対応」してくれる。

これが、ここ数年で得た正直な感想だ。

決して偏見を持っているわけではない。

むしろ最初は若い人の方が不安だったのだ。

 

でも、実際には違った。

 

おそらくだが、自分を含めて、年齢を重ねるほどに柔軟な対応力が奪われているのではないだろうか?

勝手な思い込みばかりで、状況をちゃんと見れていないのではないだろうか?


申告に行くたびに、そんなことを思い出すのだった・・・

 

ではまた明日!